またしてもブログの更新が滞ってます。
原稿に取り掛かり始めるとどうにも億劫になってしまいますね…。
原稿の方は相変わらず遅筆ですが、順調に進んでいます。
週刊少年チャンピオン創刊40周年記念の過去の名作の新作読みきりシリーズが面白いです。
今でも第一線で活躍中の作家さんから久々に健在を確認できた作家さんまで、余りの絵の変わりっぷりに愕然とさせられる作品から逆に変わらなさ過ぎて唖然とさせられる作品まで様々ではありますが、今回のお祭り企画のためにこれだけ多くの作家さんがペンを手に取った事実に感慨を禁じ得ません。
今週号は個人的に最も楽しみにしていた、今やパチスロ漫画界の大御所・石山東吉先生がチャンピオンに遺した稀代の名作にして怪作「男旗」の登場です。さすがに10数年振りに描かれただけあって、キャラの顔の違和感がどうにも気になって仕方無かったのですが(絵柄そのものは当時とそんなに変わっていないですが)、内容の方は概ね満足でした。今回の読み切りの新キャラ、浪速高校応援団長・氷頭龍騎(ひず・りゅうき…この大仰なネーミングセンスも「男旗」らしくてニヤリとさせられます)が初っ端から飛ばしてくれました。サッカーの試合の応援中の事故で眼鏡の柄が左眼に刺さってしまったが、病院へ行くよりも応援を優先…どころか「親からもらった身体の一部を粗末にするのは不孝」という理由で潰れた眼球を喰うという飛躍し過ぎ且つ突っ込み所有り過ぎな行動原理(一般生徒もドン引き!)に今の読者は着いて行けてるだろうかと心配になりますが、「男旗」全18巻を読破した者からすれば至極当然のスジの通った行動なのです。ラストが少し尻切れトンボなものの、限られたページの中に応援・義理・心意気・喧嘩・団結といった「男旗」の主要エッセンスはきっちり描かれていたので万事オッケーとしておきましょう。氷頭が背中一面に龍の刺青入れてる理由が「愛校心の証」というのが全く説明になっていない辺りも最高です!押忍!!
それと今回の読みきりシリーズではとり・みき先生の「クルクルくりん」のくりんちゃんが予想外に可愛くて焦りました。連載当時の絵とは大分変わっちゃってるみたいですが。子供の頃ドラマ化されたのを観て「くりんの変身を解くのはネオ君のキッスだけ」って設定にドキドキしたものですが、今になってまたドキドキさせられるとは思いませんでした。「ぼっけさん」の次はネオ君×くりんちゃん本で~とかちょっと考えてしまったり…いや、まさか…。
よさげ
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- 2009/07/24(金) 16:34:53|
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